ワードプレスのデータバックアップとリカバリー方法

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WordPress

同じサーバー、ドメイン(URL)でのリカバリー手順。

データのバックアップは取るけど、なかなか実施する機会の無い「データリカバリー」。
その手順をご紹介いたします。

想定している状況は、ワードプレスのファイルなどが壊れてしまった場合などで、同じサーバー上に同じドメイン(URL)で、データを復旧する必要がある場合など、です。

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バックアップしておくもの

バックアップを取っておくものは以下の2つです。

  1. WordPressのファイルとフォルダ。
  2. データベースのバックアップファイル。

「1.ファイルとフォルダ」は、FTPを使ってパソコンにダウンロードしておきましょう。
「2.データベースのバックアップ」は、phpMyAdminを使って、データベースのデータをパソコンにダウンロード、保存しておきます。

上記のダウンロード作業は、定期的に実施しておくことをお勧めします。

実施頻度は、ブログの更新頻度次第ですが、1週間~1ヵ月に一度程度でよいかと思います。
ただし、当然のことですが、1ヵ月に一度の場合は、データリカバリーをする時に最悪1ヵ月前の状態にしか復旧できない、ということになります。

バックアップの手順

FTPソフトのインストールと設定

FTPのソフトをパソコンにインストールして、レンタルサーバーへFTPで接続できるようにします。

おすすめのFTPソフトは「FileZilla」です。
理由は、ダウンロードするファイル数が多いため、「FFFTP」だと途中で接続が切れてしまうことが多く、ファイルのダウンロード漏れが発生しやすいから、です。

こちら記事に、FileZillaのダウンロードサイトのURLが記載されていますので、ご参考ください。

「ワードプレスを導入したら、最初にやるべき7つの設定」

FTPでバックアップするファイルとフォルダ

ワードプレスをインストールした「フォルダ全体」をダウンロードします。

具体的には、以下のフォルダとファイルです。

  • /ドキュメントルート/インストール時に指定したフォルダ/wp-admin/
  • /ドキュメントルート/インストール時に指定したフォルダ/wp-content/
  • /ドキュメントルート/インストール時に指定したフォルダ/wp-include/
  • /ドキュメントルート/インストール時に指定したフォルダ/ファイル.拡張子

「/ドキュメントルート/」はレンタルサーバーによって異なりますが、

  • /home/アカウント名/www/
  • /public_html/
  • /

といった感じです。

つまり、

  • wp-adminフォルダ
  • wp-contentフォルダ
  • wp-includeフォルダ
  • 上記フォルダと同じ場所にあるファイル

を全てダウンロードしておけば大丈夫です。

FTPダウンロードの注意事項

ftpでダウンロードすると、「wp-admin」フォルダにある「install.php」がダウンロードできないのですが、無くて大丈夫です。

phpMyAdminでSQLデータをバックアップ

次に、phpMyadminでデータベースファイルをダウンロードします。

通常は、レンタルサーバーの管理サイトにログインすると、管理ページ内にphpMadminというツールへアクセスするページがあります。

Lolipopの場合
  1. ユーザー専用ページにログインする。
  2. 左メニューにあるWEBツールのデータベースをクリックする。
  3. 「操作する」をクリックする。
  4. 「phpMyadminを開く」をクリックする。
  5. パスワードを入力、サーバーを選択し「実行」。
  6. 「エクスポート」タブを開く
  7. 「実行する」をクリックする。

と、拡張子が「sql」のファイルがダウンロードされます。
このファイルがデータベースのバックアップファイルです。

リカバリーの手順

大まかな流れ

  1. 既存のデータベーステーブルを削除する。
  2. データベースのバックアップファイルをインポートする。
  3. FTPでファイル、フォルダをアップロードする。

既存データベーステーブルの削除

  1. phpMyAdminにログインする。
  2. 左メニューからデータベース名をクリックする。
  3. deletable1

  4. テーブルを「すべてチェックする」をクリックする。
  5. deletable2

  6. 「選択したものを」欄の「削除」をクリックする。
  7. deletable3

データベースファイルのインポート

そのままphpMyAdminで作業を続けます。

  1. インポートタブを開く。
  2. 「ファイルを選択」をクリックし、リカバリーするsqlファイルを選択する。
  3. 「実行する」をクリックする。

phpMyAdminの作業はこれで完了です。

FTPでアップロード

次にFTPでファイル、フォルダをアップロードします。
FTPでレンタルサーバーにログインし、バックアップとして保存してあるファイル、フォルダを全て上書きでアップロードします。

リカバリー作業はこれで完了です。

注意事項

FTPでファイルをアップロードする際、wp-config.phpは上書き権限がなくてアップロードに失敗しますが、アップロードできなくても問題ありません。

≫WordPressセキュリティ設定のまとめー自分でできる対策集

コメント

  1. 関和仁 より:

    バックアップが上手くいかず、
    やっとたどり着いた求めているものに近い記事でした。

    ですが、まだもう少し理解できない部分があります。

    質問などは可能でしょうか?

    • Saboh より:

      関様

      コメントありがとうございます。

      はい、質問はどのような内容でしょうか?

      このままコメントでご質問いただいてもよいですし、

      公開したくない内容がありましたら、お問い合せからご連絡ください。

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