最近「WordPressでブログ始めたいんだけど、何からやったらいい?」という質問を受けることが少しありましたので、独自ドメインを使ったWordPressブログの始め方を整理しました。
手順はおおまかに5ステップです。
WebサイトのSSL化(https化)、WordPessのセキュリティ対策も絡めて説明していますので、是非ご覧ください。
WordPressブログの始め方、簡単≪5ステップ≫
まずはどんな5ステップなのか、を記載しておきます。
ステップ2:レンタルサーバー契約
ステップ3:ネームサーバー設定変更
ステップ4:独自ドメイン設定
ステップ5:WordPressインストール
慣れないと難しそうに感じるかもしれませんが、この記事のステップで進めていけば初心者でも独自ドメインのWordPressブログを公開できます。
ステップ1:独自ドメイン取得
まずは、独自ドメインを取得します。
すでにどこかで取得しているのであれば、そこで良いと思いますが、おススメは「お名前.com
」です。安いし種類が豊富です。
comがいいのか、netがいいのか、それ以外か?
○○.comや××.netなどの末尾の部分ですが、正直、好みで決めると思います。
ただ一点注意点というか、これまでの経験上、廉価で配布されているものは避けた方がいいかもしれません。
というのも、原因が思い当たらないのにブラックリストに載ってしまい突然ドメインを無効にされてしまうリスクがあるからです。(xyzドメインでくらいました)
その点では、スタンダードな.comや.netなら安心だと思います。
ステップ2:レンタルサーバー契約
レンタルサーバーのおススメは「Xserver(エックスサーバー)」です。
理由は、「コスパがいい」「サーバーパネルが分かりやすい」からです。
プランは「x10」がおすすめです。
料金は3ヵ月更新で月額1200円、1年更新で月額1000円ですが、実は、クレジットカード決済の契約自動更新「カード自動更新設定」をしておくと、1ヵ月更新で月額1000円です。カード決済を使える方は「カード自動更新設定」がおすすめです。
>>Xserver(エックスサーバー)はこちら(10日間無料)
ステップ3:ネームサーバー設定変更
独自ドメインを取得し、レンタルサーバーを契約したら次にやるのが「ネームサーバー設定変更」です。
これは「独自ドメインをレンタルサーバーと紐づける」という作業になります。
このステップを着手するための前提条件は、
・(Xserver(エックスサーバー)などの)レンタルサーバーを契約していること(無料期間でもOK)
です。
この作業の概要は2つです。
その2:ネームサーバーの設定を変更する
その1:ネームサーバーアドレスを確認する
レンタルサーバー側の指定のサーバーアドレスを確認する必要があります。
エックスサーバーの場合はサポートページで確認できます。
>>サーバー仕様 – よくある質問 | レンタルサーバー【エックスサーバー】
ちなみに、エックスサーバーの場合は以下のネームサーバーアドレスになります。
ns2.xserver.jp
ns3.xserver.jp
ns4.xserver.jp
ns5.xserver.jp
この「ns1.xserver.jp」というアドレス5つが、ネームサーバーアドレスになりますので、メモしておきます。
その2:ネームサーバーの設定を変更する
この作業は、お名前.comにログインして行なう作業です。
- 「お名前.com Naviログイン」にログインします。
- 「ドメイン一覧」に移動します。
- 「ドメイン一覧」が表示されたら、独自ドメインの右の方にあるネームサーバー欄の「変更する」ボタンをクリックします。
- ネームサーバーの変更画面が表示されたら「他のネームサーバーを利用」にチェックを入れます。
- 「ネームサーバー情報を入力」欄にネームサーバーアドレスを入力して「確認画面へ進む」をクリックします。
- 入力内容を確認して間違いなければ「設定する」をクリックします。
これで「ステップ3:ネームサーバー設定変更」が完了です。
これで「ネームサーバーの設定変更作業は完了」なのですが、すぐに設定が反映されるわけではありません。
お名前.comの場合は、設定ページに「反映完了まで24時間から72時間程度かかる場合がございます。」と書かれています。
ただ、これまでの経験上、大体1時間程度で反映される感じです。
ステップ4:独自ドメイン設定
「独自ドメイン設定」は、契約したレンタルサーバーの管理ページで行なう作業です。
この作業を完了すると独自ドメインをレンタルサーバー上で利用できるようになります。
このステップを着手するための前提条件は、
です。
それでは独自ドメイン設定の手順をご紹介します。
- エックスサーバーのサーバーパネルにログインする。
- 「ドメイン設定」をクリックします。
- ドメイン設定が開いたら「ドメイン設定追加」タブをクリックします。
- 「ドメイン名」欄に、取得した独自ドメインを入力し「確認画面へ進む」をクリックします。
- 入力内容に間違いなければ「追加する」をクリックします。
これで独自ドメイン設定は完了です。
これで「独自ドメイン設定」は完了なのですが、すぐに設定が反映されるわけではありません。
エックスサーバーの場合は、設定ページに「ドメイン設定の追加後、サーバーに設定が反映されるまで数時間~24時間程度かかる場合があります。」と書かれています。
ただ、これまでの経験上、ネームサーバー設定変更と同様に大体1時間程度で反映される感じです。
ブラウザで独自ドメインURLを表示してみて、以下のようなページが表示されたら「設定が反映」されています。
ステップ5:WordPressインストール
いよいよ独自ドメインにWordPressをインストールします。
といってもエックスサーバーには簡単インストール機能があるので、非常に簡単です。
このステップに着手するための前提条件は、
・ブラウザで独自ドメインURLを表示した際に以下のような画面が表示されること
です。
- サーバーパネルにログインします。
- 「WordPress簡単インストール」をクリックします。
- 「ドメイン選択画面」が表示されるので、インストールしたいドメインの右側にある「選択する」をクリックします。
- 「WordPress簡単インストール画面」が表示されるので、「WordPressインストール」タブをクリックします。
- インストールに必要な情報を入力し、「確認画面へ進む」をクリックします。
- インストール情報を確認して「インストールする」をクリックします。
※「ブログ名」は、サイトタイトルになります。後で変更可能です。
※「ユーザ名」「パスワード」は、WordPressの管理者ログイン情報として使用されます。
※「メールアドレス」は、サイト管理者アドレスとして使用されます。
※「キャッシュ自動削除」は「OFF」にしておきましょう。
これでインストール完了です。
表示されているURLリンクが管理ページなので、クリックするとログイン画面に進みます。
WordPressインストール後にやること
インストール後は、まず以下の2つのことを実施しておきましょう。
・サイトを完全https化する
・WordPressのセキュリティ対策をする
1.サイトを完全https化する
「独自ドメイン設定」のステップで、httpsのURLでアクセスできるようになってはいますが、このままだと、httpで始めるURLとhttpsで始まるURLが両方とも存在していることになり、SEO的にあまり好ましくありません。
Googleにインデックスされる際、同じページであっても、httpとhttpsは別のページと認識されてしまうからです。
そこで、httpで始まるURLにアクセスがあった場合に、httpsへリダイレクトする設定を行ないます。
以下の記事に手順が書いてありますので、こちらをご参考ください。
2.WordPressのセキュリティ対策をする
WordPressをインストール直後のままでWebサイトやブログとして利用するのは、セキュリティ面で少し不安があります。
初心者でも実施できるWordPressのセキュリティ設定を以下の記事でまとめていますので、こちらもよかったらご参考ください。
>>WordPressセキュリティ設定のまとめー自分でできる対策集
まとめ:WordPressで独自ドメインブログを始める手順
順番にやっていけば誰でもできるように5ステップで解説しました。
ステップ2:レンタルサーバー契約 → おすすめは【無料期間あり】エックスサーバー
ステップ3:ネームサーバー設定変更 → お名前.comにログインして設定変更
ステップ4:独自ドメイン設定 → エックスサーバーにログインして設定
ステップ5:WordPressインストール → エックスサーバーにログインして簡単インストール
WordPressブログをレンタルサーバーで始める手順は以上です。
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